こんにちは!おかゆ(@B_____0o0ky)です。
唐突ですが、私はめっちゃくちゃ時間貧乏性です。
それも生まれながらの時間貧乏性ではなく、ここ数年でめちゃくちゃ時間貧乏性になりました。
最初は充実感があって良い!と思っていたものの、最近は「時間貧乏性って実は損ちゃう?」と思ったり。
今回は、そんな時間貧乏性について掘り下げてみたいと思います。
そもそも時間貧乏性ってなんなん?
私は、「時間が勿体ない!なにかやらなくては!」というように、流れゆく時間をなんとか有意義に使おうとする考え方・性分のことと個人的には解釈しています。
例えば私の場合、
- お風呂の湯船に浸かっているだけでは時間が勿体ないので、iPadを持ち込んで読書しながら入浴する。
- 休日でも早起きして自分のやりたいことをやる
- ランニング中の時間が勿体ないので耳読やラジオを聴きながら走る
などなど、とにかく「この空いた時間が勿体ない!」と常にセカセカなにかしている状態。
時間の隙間が生じないように常日頃過ごしています。
時間貧乏性になってしまったきっかけ
とは言っても私自身小さい頃からそんなセカセカ人間だったのかというと全ッ然違います。
なんなら、学校・仕事から帰ってきたらゲームしたり、母の手伝いもろくにせずにダーラダーラして、SNSやテレビ見て1日が終わる、みたいな。
つまりめちゃくちゃプー太郎のグータラ人間でした。(いや仕事はしてるけど)
時間貧乏性になってしまったきっかけはハッキリと自覚していて、「結婚」です。
結婚したことにより、家事と仕事の両立、そして言わば他人との共同生活…と突然多忙に。
そしてこの「結婚」をきっかけにひとつ気づきを得ます。

いやいや、あんた時間に限りがあるんは当たり前やんアホか?と思われるかもしれないですが、独身実家暮らしグータラプー太郎(長いわ)だった頃は、時間が限られたものだなんて1ミリも考えたことがなかったんです。
なぜなら自分のための時間が割とあったから、そんなことを意識することもなかったんですね。
しかし、結婚してから「自分のための時間」が激減。
あれ、時間こんななかったっけ。あれあれ、ほんまに?と。
私等夫婦の間には子供はまだいないし、夫は家事めっちゃしてくれるんで甘えるなバカって感じなのは重々承知しています。
けど、当時の私からしたらグータラプー太郎からの結婚生活は、もうめちゃくちゃギャップが激しくて衝撃だったんです。

そこから「なんとか自分の時間を確保して、時間を無駄にしないようにしなければ」と、まるで人が変わったかのように時間貧乏性になってしまったというわけです。
一見充実してそうやねんけど
時間貧乏性って、一見ちょっと充実してそうじゃないですか。
私も最初は時間の無駄を徹底的になくすことに、「今日は時間をフル活用できた!」「やりたいことをなんとかできた!」など、充実感達成感を割と感じてました。
というかそれはそれで充実してたんだと思います。
ただ一方で、「時間を無駄にしたな」と感じた時の気持ちの下がり方が尋常じゃないんです。
例えば、
- あー、10時まで寝てしまった…8時に起きる予定だったのに…せっかくの休日が勿体ない…
- ネイルサロンでネイルしてもらってる時間暇だし勿体ないな〜
- めっちゃウィンドウショッピングしてもうた…結局何も買ってないし…
とか。
いわゆる何もしていない時間、もしくはそれらしい結果が残せなかった時間がめっちゃくちゃ勿体なく感じてしまい、気分がドヨヨ〜ンとするんです。
昼寝したときとかめっちゃ最悪な気分です。
う〜わ、昼寝してもうた…勿体な…なんもできやんかった…というような感じ。
ただこれって全然幸福度高くないし、なんなら時間を自分から無駄にしていってるなと思いませんか?
さっき例に挙げた「10時まで寝てしまった」例も、その時はもしかしたら超絶疲れていて、身体がもう寝ろアンタ状態だったのかもしれない。
「ネイルサロン」はやってもらってる時間そのものが癒しの時間で、ネイリストの人との会話も楽しくてストレス発散になっていた。
ウィンドウショッピングも「こんな商品が出ているんだな最近は」と情報のインプットになっていたし、かわいい服とか雑貨を見るだけでウキウキしますよね。
視点を変えたり、または視野を広げるとこんなにも充実した時間を過ごせていたのに、それを全部「無駄だったな…」「勿体なかった…」と切り捨ててしまうこと自体が時間を無駄にしている行為なんですよね。
私は今まで「有意義になり得た時間」「楽しかった時間」を自らの主観で切り捨てて「無駄だった時間」にしていたんです。
時間貧乏性の良いとこだけ取りたい

昼寝だって気分がリフレッシュするし、その週の平日はデロデロになるまで働いていたのかもしれないし、お休みの日くらい寝ても良い。
そういう感じで、視野を広く持ってゆる〜い気持ちでいることって結構大事。
もちろん一度形成されてしまった性分「時間貧乏性」を突然「ゆるく」というのは難しいことです。
ただ、時間貧乏性も度が過ぎると却って時間を大切にしていない状態になってしまうということを念頭に置いて、すべての時間には価値があるよと、自分を赦してあげたいです。

もちろん、時間を有効活用することは良いことだと思ってるんで、そこはフルフルでこれからも動いていくことになると思います。
心がカツカツのキチキチにならない程度に時間を活用はしていく。
そして「ゆるい」時間を過ごした日も「ああ勿体ないことをした」なんて絶対に思わずに、「良い日だった」と自分で自分の時間にちゃんと価値を与えてやる。
こういった感じで、時間貧乏性の良いところだけかいつまんで、ゆるいときはゆるく生きていけたら良いな〜と思います。